＊40代 50代 厳しい転職事情 【未経験でも活かせる資格とスキル】

 

今まで通用していたものが全く通用しなくなる時代

40代 50代以降の転職に関しては未経験の職種、業界への転職は基本的に難しい傾向にあります。これはしばらく変わらないと思います。

しかし時代が大きく変わってきており今まで通用していたものが通用しなくなってきています。これは同時に新しいチャンスが生まれることでもあります。

現在「会社に雇われて働く」ということがスタンダートではありますが、数年前から「終身雇用崩壊」「年金問題」「会社制度の崩壊」等々ニュースでも何度も取り上げてられてきています。今後「会社で働く」「会社で活かせる資格」という概念そのものも消えていく可能性だってゼロではありません。

今までの常識とされていたことを念頭に置きつつ、従来通りの「会社に雇われるための」活動をしながら新しい時代の流れを見据えて動く必要があります。

それに伴い、今まで一般的に言われていた「人気のある資格やスキル」も新時代を迎えて今後大きく変わる可能性があります。

 

活かせる資格・スキルを選ぶ時の３つポイント

今考える必要があることは今後時代が変わったとしても「活かせる資格・スキル」を取り入れる必要があるということ。重要視すべきポイントは下記の通りかと思います。

これらを吟味して動く必要があります。要はいくら人気のある資格であったとしても仕事がないと意味がありません。不況の時代を生き抜くためにも今後の「トレンドに乗る」ことは重要です。

 

40代～活かせる３つの資格・スキルと取得の仕方

今後の時代の流れを考慮した際に持っておいた方がよいおすすめの資格・スキルはこちらとなります。

但し、必ずしも未経験でもこれらの資格・スキルをもっておけば「会社の求人に応募すれば正社員になれる可能性が高くなる」というわけではありません。働き方はいろいろあるかと思いますが「仕事がある」「いざというときに使える」分野だということです。

世界でも日本国内でもこのような大きな動きが一般的になりつつあります。

この流れから今後ネットを通じた「1対1」の仕事のやりとりがますます増大することが考えられます。そう考えた時、やはりIT関連を中心に持っておいた方が有利だと思います。

また、IT化できない部分はやはり「人」がしっかりとケアするべき分野があります。今後の高齢化社会に向けて「介護職」に関わる資格、サービスも伸びていく分野です。

ITエンジニア・WEBデザイナースキル

以前からIT化が世界規模で進んでいるのにITエンジニアが圧倒的に不足していると言われてきています。2020年より小学生でプログラミングが必修化され今後プログラミングの知識が常識となる可能性が高くなります。

しかし学生や20代～30代に対してはプログラミングを学び実践的に仕事に結びつけるチャンスが多くあたえられていますが、残念ながら40代以降については求人も少なく、例え人材不足でも積極的な教育がなされていない状況です。

40代以上は自主的に学び、スキルを身に付けて自分で仕事と取りに行く必要があります。ハードルは高めですがそうすることで状況を変えることができる可能性があります。新しい分野でとっつきにくいことは確かですが、多くのプログラミングスクール等ではおおよそ3か月～6か月で必要な知識が身に付くとされています。

40代～50代の私たちの世代から見ると3か月～6か月で身に付くスキルってものすごく短期間に感じませんか？

また現在進行形でECサイトが増えておりそれを作る側の人材も求められておりWEBデザイナーのスキルもスクールで6か月程度で得ることができます。

これらのスクールは全体的に費用が高めである傾向ですが、これらのスキルは日本に限らず世界でも通用するスキルです。つまり、自宅にいながら海外案件の仕事を受けることも可能になるということ。

今後自分の年金も自分で稼いでいかなくてはいけないことを考えると早めに自己投資しておいた方がベターかと思います。

おすすめオンラインスクールを明記しておきます。オンラインスクールは自宅で学べるのでよいのですがひとりで学ぶため挫折しやすいというデメリットもあります。

■好きな時間にマイペースで学べます。

■10週間＝2.5か月でWEBサービス開発が可能になります。

介護職関連資格

40代、50代の未経験でも可能な業界がなかなかない中で未経験・無資格でも就業が可能で働きながら資格を得ることができる業界があります。

それが今後伸びていくと思われる「介護職」のお仕事です。都市部のみならず日本全国で対応可能であるため自分が住みたいところで仕事を探すことも可能です。

また働き方もスケジュールに応じて対応してもらえるので自分の生活を優先できます。業界全体的に給与が低めなのがデメリットですが常に仕事があるという部分では大きなメリットです。

■いずれも無資格・未経験⇒働きながら資格取得が可能です。

運転免許の資格

運転免許は持っていない方も多いのですが、40代以降の求人において持っておいた方が有利だと思います。比較的高い年齢でも採用される確率の高い職種のひとつに「営業職」があります。

なんでもそうですがビジネスは「人にもの・サービスを売る」が基本となるため、それができる人材であれば比較的年齢層が高めでも採用されるケースが高くなります。

営業職は求人情報で少し高めに年齢制限を設定されていることも多いのですが「但し要普通免許」の求人がとても多いのです。

時代は大きく変わりつつありますが一気にすべて変わるわけではありません。ルート営業や新規営業等お客さんのところに出向く必要のある仕事もまだまだあります。40代以降の少ないチャンスをものにするためにも持っておくことをおすすめします。

また中高年の人気の職業としてタクシー運転手がありますが、今後タクシーアプリの充実とともに介護タクシー・宅配タクシーの需要が高まることも考えられるので生涯現役で働くことを考えた場合持っておくと心強いと思います。こちらは健康で適性があれば60歳を過ぎても働くことが可能な仕事でもあります。

■離職中の方の再就職を促進する教育給付金制度に対応している学校も掲載あり。

■タクシー業界も中高年には人気です。