＊40代 50代 転職 外資系企業でのリストラ どう備える？【男性・女性】
時代が大きく変化し日本国内でも今後大規模なリストラが実施される可能性が高まっています。外資系企業でも同様に景気悪化とともに大きな影響を受けるでしょう。
リーマンショック時の完全失業率
2008年9月にあったリーマンショック時の完全失業率の動きを参考にしてみましょう。
2008年9月15日にあったリーマンショックの後の推移
半年後⇒完全失業率が急激に伸びる
約1年後2009年7月⇒完全失業率ピーク
今回の大きな世界規模の変化はリーマンショックを超えると考えられており今後1年以上は大きく落ち続ける可能性があります。
外資系企業勤務の方だとリストラクションは身近なものなので常に次の勤務先を念頭に置いている方が多いかと思いますが、40代、50代ともなると求人そのものが急激に減っていく上、さらに景気の悪化が急速に進む傾向にあるためさらに転職活動がスムーズに進まなくなる可能性があります。転職活動には時間がかかるため効率的な動き方が重要となります。
まず押さえたい２つのポイント
日々の業務の忙しさで後回しにせず、まずはこの2点を押さえて動くことをおすすめします。「頭ではわかっていてもなかなか動けない」「時間が取れない」と言っている間に時間は過ぎてしまいます。
毎日5分でもよいので小さく前進することをおすすめします。
幅広い分野から年齢層にあった求人情報を集める
急速に景気が悪化する前に早めに動く
こちらでは各自の状況によって情報入手元の選択方法は変わってきますが、いずれにしても40代 50代での求人数を一定数持っているところから情報収集することが重要です。
転職エージェントによって「得意」「不得意」「対応できる年齢層」等が違ってきます。巷の転職エージェントの中では20代 30代しか相手にしないエージェントもあるため事前の確認が重要です。
また、転職活動の競争率を下げるためにも今まで想定していなかった「地方案件求人」等の特化型転職エージェントやハローワーク・派遣会社等からも情報収集することで選択の幅を広げることをおすすめします。
エージェントによっても「個性」「特徴」があるため対象年齢が合っていて・自分によりフィットするエージェントに絞りこんで複数登録することが重要です。
【タイプ別】おすすめの転職エージェント
- 自分のキャリアに自信がある
- 自分のキャリアに自信がない/現役プレーヤーでいたい
- 外資系企業に転職希望の女性
１．自分のキャリアに自信がある
管理職・経営層の経験があり更なるステップアップを望んでいるなら大手一般転職エージェントよりハイクラス層をメインとした転職エージェントに絞って活動される方が最短距離で希望するポジションへの転職が叶います。
ハイクラス層メインの転職エージェントなのでエグゼクティブ案件が多くなり求人の年収も高くなります。また、対応する転職エージェント側のスタッフも管理職・経営層とのつながりが太く交渉に長けている担当者が担当することになります。「強み」の違う転職エージェントを複数押さえておくのもおすすめです。
ただいくら自分のキャリアに自信があっても相手に通じない場合は客観的に自分のキャリアを見直す必要があります。その場合は転職エージェントの担当者に相談した方がよいですが外資系中心のエージェントは全体的にドライです。
手ごたえが薄ければサポートが手厚い国内大手エージェントに切り替えることも検討された方がよいでしょう。
東南アジアを中心に支社が多く東南アジアで活躍する場を広げることが可能。日本支社管理職のポジションも見受けられる。扱う求人の対象年収・年齢層とも幅広い傾向あり。
※WEB面談・電話相談可能※ 1975年、英国初の日系人材紹介会社として誕生した人材紹介会社で歴史があります。現在日本のみならずシンガポール、マレーシア、インドネシア、タイ、中国、香港SAR、韓国、ベトナム、インド、英国、ドイツで転職支援サービスを展開。アジアに関する案件をため、海外駐在員、海外事業展開、海外業務管理等の案件も豊富。経験豊富な40代、50代のキャリアをグローバルに活かせる土壌があります。また売上はリクルート社，パーソルキャリア社に次いで国内第3位。
＞＞外資転職.comのHPはこちら
外資系企業に強い転職エージェントだが扱う求人の年齢層は若干若い傾向あり。グローバル展開している国内企業での募集もあり。
40年以上英国を起点とした11か国で日系企業の海外進出サポートしてきた歴史あるエージェント。海外案件・外資系企業案件に大変強く30,000社を超える企業と取引実績あり。国内大手・グローバル企業・外資系企業中心にハイクラス求人多数。高年収ポジションに特化したコンサルティング。「薦めたい転職エージェントNo1」実績あり。※NTTコムオンライン NPS(R)ベンチマーク調査 転職エージェント部門 2017年第1位
＞＞Samurai JobのHPはこちら
英語を活かせる求人のみに特化した転職エージェント。「英語を活かしたい」人向けに大手グローバル企業のみならず、ベンチャーや中小企業の求人も多い。
外資系・日系グローバル企業での英語を活かした転職ならロバート・ウォルターズ。
世界の主要都市にオフィスを構え、日本では「グローバル人材」に特化した人材紹介会社。
「英語を活かせる求人」だけを紹介しています。1985年に英国で設立、2000年に東京オフィス、2007年に大阪オフィスを設立。世界有数のグローバル企業をはじめ、ベンチャー企業や中小企業に至るまで、幅広い企業の求人を取り扱いあり。
＞＞ロバート・ウォルターズのHPはこちら
２．自分のキャリアに自信がない/現役プレーヤーでいたい
中には40代以降での管理職未経験者、現場でのプレーヤーとして働きたい人も多いと思います。気を付けないといけないのが企業は管理職・経営層でなければ「若い層」を採用したがるということ。
もちろんチャンスはゼロではありませんが、40代以降は求人数が大きく減少しハードルが高くなります。このタイミングで転職に失敗すると低所得層に転がり込んでしまう可能性が高くなるため避けたいところです。
そういう状況を避けるために「一般的な大手求人情報」と「地方中心の求人情報」を使い分ける等の対策をして違うタイプの転職エージェントを使い分けることで幅広い範囲から求人情報を収集することをおすすめします。
タイプの違う転職エージェント２つをご紹介します。
- 求人数が多い大手エージェント
- 地方案件中心のエージェント
こちらは業界最大手の転職エージェントで扱う求人数が圧倒的に多くサポートにも定評があります。40代以降の転職成功例も多く持つためまずはコンタクトを取ることをおすすめしいます。
※電話相談可能 業界最大手で求人数、転職支援実績、顧客満足度No.1なのでまずは押さえておきたいエージェント。一般の求人サイトには掲載していない非公開求人が20万件以上。キャリアアドバイザーからも企業にお客様の強みをアピールしてくれる。扱っている案件が多く、転職成功事例も多いため40代、50代にとって心強いエージェント。
＞＞リクルートエージェントのHPはこちら
リクルートエージェント同様リクルート社の「地方密着型の転職情報サイト」。
都心で仕事をするライフスタイルから地方で自分の生活を守りながら仕事を希望する人が増えてきています。日本全国の求人情報を網羅しており平均年齢も高めで幅広い年齢層での募集あり。今後長いスパンで働くことを考えた場合、ひとつの選択肢に入れておくことをおすすめします。
人材業界でトップのリクルートによる【地元・地域密着型転職情報サイト】。興味ある企業にあなたの”ひとがら”をアピールできる「らいくサービス」あり。日本全国での求人情報が充実しておりIターン・Uターンでの就業情報も多い。40代、50代での求人の他60代以降の就業を応援もしており今後シニア層の求人も増えていくと思われる。地方での転職を考えられているなら要チェックです。
＞＞はたらいくのHPはこちら
３．外資系企業に転職希望の女性
ハイキャリアな外資系企業勤務の女性の場合はまず「自分のキャリアに自信がある」で紹介した外資転職.comをおすすめします。
ハイクラス対応の転職エージェントであるのですがグローバル企業からベンチャー企業に至るまで求人、対応年齢層、扱う企業の規模の幅が広く40代以降の女性でも選択肢が広がります。
ただ女性の場合は男性と比べて求人数がさらに減りハードルが高くなるため情報収集の角度を変えて複数個所から情報が入るように準備をした方が賢明です。
そこでおすすめなのが【派遣会社での外資系企業向け正社員求人情報】に目を向けることです。転職エージェントではなく派遣会社に登録することで下記のメリットが挙げられます。
- 派遣社員の求人のみならず正社員案件の扱いもある
- 外資系派遣会社は40代以降の求人も多め
- 外資系で正社員経験者にとっては入社のハードルが低くなる
※電話登録可能※世界最大級の規模で日本で初めて派遣業務を始めた老舗大手派遣会社。歴史が古いこともあり大手優良企業の独占案件も多く持つ。40歳以上可能の案件も多く有名企業・大手企業の案件をはじめ取り扱い案件が多く安心できます。外資系企業の扱いも多く派遣社員としての求人のみならず正社員案件もあり。
＞＞派遣なら世界最大級のマンパワーグループのHPはこちら
