*40代 50代【初心者におすすめ】学ぶべきプログラミング言語3選と稼ぎやすさ
プログラミング言語習得の必要性

2020年より小学生よりプログラミング教育が必修となりました。将来「プログラミングは理解できて当たり前」の時代がやってきます。
また世の中のIT化が進むにつれてITスキルを持つエンジニア不足が問題になっています。
下記の経済産業省の「IT人材の供給動向の予測と平均年齢の推移」の資料を見てみると今後ITニーズの拡大により市場規模は拡大していくにも関わらず、2019年をピークにIT人材が減少していくことが予測されています。
出典:経済産業省「ITベンチャー等によるイノベーション促進のための人材育成・確保モデル事業」
今後さらにIT人材が求められる時代です。小学生からプログラミング教育をしITスキルを持つ次世代の育成に国を揚げて力を入れるものの、ご存知の通り日本の少子化は進んでおり、歯止めがかからない状況です。
下記の総務省統計局の「人口ピラミッド」の表を見てみれば一目瞭然です。
20歳までの若い層と比べて明らかに40代~70代前半の層の厚さが見て取れます。

現在、IT企業は成長しており若年層を中心に盛んに採用活動及び教育が進んでいる状況です。しかし人手不足の世の中でも40代以降のIT関連の教育及び求人は積極的に行われておりません。
求人案件を見ても年齢制限が行われているケースが大半です。中に40代でも自主的に勉強し積極的に仕事を求めた人から企業に就職できているケースはありますが40代以降からIT関連の仕事に就くのは現在のところ非常に難しい状況です。
しかし今後さらに人材不足が深刻になるにつれて企業への就職は難しくても徐々に中高年にもITの仕事を受けるチャンスが回ってくる可能性が高くなることは想像できます。
中高年である私たちは将来の年金は自分たちで用意をしないといけません。生涯現役で働くことを前提に長期視点での「働き方」を考える必要があります。
必要なことはチャンスが来た時に着実にモノにできるよう自主的に学び、積極的にITスキルを身に付け仕事を得るチャンスを自ら求めていくことです。
そのためにもプログラミングスキルを身に付けておいた方が将来の生活の安定・仕事の可能性につながるのです。
しかし、スキルを身に付けるのには時間がかかります。幼少期からPC、スマホに慣れ親しんでいる若年層と違い、中高年は習得に時間がかかります。
私もその世代なので実感していますが「体力低下、物が覚えられない、何かを習得するのに時間がかかる、老眼、腰痛、時間の制限」等を乗り越えて習得するためにもできるだけ早いタイミングでスタートをすることが必要になってきます。
プログラミング言語を選ぶ基準

ひと言で「プログラミング言語」と言ってもは実は200以上もあり、それぞれ使用する場が違います。その中から自分に適した言語を選ぶことが重要になってきます。
難しすぎても身に付かず挫折してしまうし、マイナーすぎる言語も仕事になり辛いでしょう。そういうこともあり「どのプログラミング言語を選ぶか?」という選定の部分は非常に重要となってきます。
どのプログラミング言語を選ぶかは下記のポイントをおさえてチェックしてみるとよいです。
- 学びやすいか?
- 将来性はあるか?
- 仕事は十分にあるか?
学びやすいか?
言語によって初心者にもとっつきやすく学習時間も短くて済む難易度の高すぎない言語をおすすめします。独学で勉強したけど難しくて挫折した話はよく聞きます。まずは習得できるまで継続できるだけの難易度のものを選んだ方がベターです。
40代以降となると物覚えも悪くなってきており、なかなか覚えられずに嫌気がさしてしまう可能性が高まります。できるだけ途中で投げ出さないためにも初心者に優しい言語で汎用性のある言語を選ぶことをおすすめします。
将来性があるか?
ITの世界では技術の移り変わりが激しく以前は人気があっても時代とともに廃れてきている言語もあります。
趣味で学ぶならよいのですが就職や副業の仕事として学ぶのであれば将来性のある言語かどうかを意識しましょう。「自分は仕事で何をしたいのか?」「今のトレンドはどの言語か?」を考えておく必要があります。今のトレンドが未来永劫続くものではないのです。
仕事は十分にあるか?
副業やこれからの転職のために学ぶ場合、その言語を習得後、現実問題どのくらい仕事として受けることができるのか?も早いタイミングで知っておく必要があります。
言語によって「副業には向かないが企業で働くには有利」「副業として働くには有利」等カラーがあります。副業で働く場合はクラウドソーシング系のサイト「クラウドワークス」「ランサーズ」で求人情報をチェックしてどの程度の求人・どういう内容の仕事があるか?把握しておくことをおすすめします。
案件によっては他の人がどういう作品でエントリーをしているのかを見ることができますのでどの程度のスキルが必要なのか?把握しやすくなります。
初心者でも学びやすいプログラミング言語3選

JavaScript
JavaScriptは学習のしやすく初心者に人気のある言語で多くの場所で使われています。各種ツールの使い方を覚えるだけで色んな物が作れます。
WEBページ作成には欠かせない言語でウェブサイト・ウェブアプリ・スマホアプリを作ったりゲームなどの開発に適しています。
JavaScriptは後で紹介するPythonと同様に汎用性が高い言語で案件も非常に多く仕事も得やすく副業でも稼ぎやすい傾向にあります。
しかしこの言語だけで食べていくのは難しいため他の言語やサーバの知識も合わせて持っておくことが求められます。
PHP
日本の多くのWEBサービスで使われているWEBサービスに特化した言語です。ECサイト・お問い合わせフォーム、予約システム等を作ることができるためECサイトの増加に伴いさらに案件は急増していくと思われます。
また、ブログ利用者の多い「Wordpress」でも使われています。
初心者でも習得しやすい言語でWEBサービスでも使われているケースも多く、ユーザーも多いため、結果的に求人も多く仕事にしやすい言語なのです。副業から始めたい人にも人気があり仕事を取りやすく稼ぎやすい傾向にあります。
文法が比較的優しい上にユーザーが多いためネット上で様々な情報を拾えるというのも利点です。
ただ、文法の自由度が高く多少おかしな文法でも動いてしまうため後々予期せぬエラーとして表面化してしまう可能性があることは知っておいた方がよいでしょう。
python(パイソン)
現在圧倒的に人気が出てきているのがpythonです。日本ではまだなじみの薄い言語ですが、わかりやすい文法が特徴の言語で世界規模で人気が急増しています。
初心者が学びやすいにも拘らず、世界的に知られたサービス等で使われています。Youtube、Instagram、Facebook、Google mapやGmail、Dropbox、その他NASA等々でも使用されており今後世界規模で広まっていくことが予想されます。
pythonを使うことで機械学習を使った人工知能の開発に携わったり、WEB上のデータ収集及び自動分析し市場を分析するデータサイエンティストとしての活躍が期待できます。年々データサイエンティストの需要も増えてきており今後さらに注目される可能性があります。
またYoutubeをはじめとするWebサービスを作るWebアプリケーションエンジニアの道も考えられます。しかしこれらの仕事はいずれも企業に属することが必要で初心者がpythonを使ってすぐに副業で稼ぐことは現状難しい状況です。
より効率的に習得するには?

プログラミングは始める人が多いのですが挫折する人も多いのです。ひとりで壁にぶつからずにスキルを得るにはどうすればよいのでしょうか?
無料・格安サービスでまず独学してみる
例え世間で注目されているプログラミングのスキルでも「そもそも嫌い」「どうしても継続できない」となると、それは仕事にする以前の問題となります。
いきなり高額なスクールに申し込んでみたけど「自分には向いていなかった」と途中で投げ出すのももったいない話です。
まずはいくつか無料学習や格安なWEB学習サイトがあるので「プログラミングがどういうものか?」知るためにも一度自分で「試し打ち」してみましょう。
よく知られた無料・格安学習サイトとしてはprogateやドットインストールが有名です。またUdemyはプログラミングをはじめ幅広く学びたい方にもおすすめです。
無料・格安で学べる便利なサービスですが、いざ壁にぶつかった時にすぐに解決策を提示してくれるプロに個人的に相談できないというのは初心者にとっては時間と手間がかかるためデメリットでもあります。
スクール選びの注意点
40代 50代からプログラミングを勉強する際に大事なことは「いかに自分にとって挫折しない環境を作れるか?」ということです。
多少時間がかかって苦労したとしてもスキルを身に付けて仕事にするところまで継続することが重要です。
そう考えた場合、スクールを検討するのもひとつの方法です。多くの場合スクールでは質問が出てきたときすぐにその道のプロに相談できるシステムを設けているところが多いため挫折率を下げることができます。
プログラミングスクールはたくさんありますが、いくら優秀な人材を輩出している名前の知られたスクールであっても「自分が」挫折してしまうようでは選ぶべきではありません。
自分が継続して続けられるか?どうかを自問してよく調べた方がベターです。
スクールによって扱っているプログラミング言語の種類、学習期間、費用、質問できる環境や時間、オンラインスクールか否か、学習する時間帯、課題、支払い方法、サポート体制等々が違ってきます。
40代50代の貴重なお金と時間を有効に使うためにもいきなり入校するのではなく、事前に無料体験や無料相談を活用して入学してから「こんなはずではなかった」と思うことがないようしっかり事前調査をされることをおすすめします。

*現役エンジニアによるオンラインのプログラミング個別指導のCodeCamp(コードキャンプ)⇒マンツーマン学習・オンラインで365日/7時〜24時迄可・無料体験あり
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40代 50代は記憶力が落ちて当たり前
40代 50代から新しいことを学ぶ際には必ず壁にぶつかります。もし通学のスクールを選んだ場合周りの若年層と比べて明らかな記憶力低下、体力低下、時間がかかり覚えられないことを実感することが増え、落ち込むことがあるかと思います。
しかし40代、50代ではそれが自然なこと。自分を責めて苦しくなって挫折するのはもったいないことです。
記憶力が低下して時間がかかるならば、さらに何度も繰り返して時間をかけて身に付ければよいだけのことと割り切って自分に負荷をかけ過ぎずに着実に前進していくことが重要です。

